2010年9月30日木曜日

メイン会場について 1.ジャルディーニ Giardini

ヴェネチア・ビエンナーレには二つのメイン会場があります。
ひとつはジャルディーニ(Giardini)です。大きな公園の中に、一つの大きな展示会場と、各国のパヴィリオン(個別の建物)が30個程度あります。大きな展示会場(通常、この建物にもペイントなどが施されていて、建物自体が作品になっています)はいくつもの小さな部屋に分けられていて様々な作品が展示されます。各国のパヴィリオンには、その国から代表として選出されたアーティスト(たいてい一人、複数人の場合もあり)の作品があります。各国のパヴィリオンは恒久的にここにあり、常に同じ建物で同じ国の作品が展示されることになります。このジャルディーニの中にパヴィリオンを持っていない国は、ジャルディーニ以外の場所で展示をしています。
会場は広く、見るものがたくさんありますので、一日掛かります。私の場合は朝10時から閉館の18時まで見ていますが、それでも足りないと感じます。
中にカフェやレストラン、ショップがあります。
ジャルディーニ内の地図。大きい画像はこちらをクリック
ジャルディーニの様子

English Version

2010年9月28日火曜日

どこに情報があるの?

ヴェネチア・ビエンナーレの公式サイトがあります。英語版、イタリア語版があります。
http://www.labiennale.org/en/art/index.html

オープニングが近くなると、このサイトに参加アーティスト一覧などの詳細情報が載ります。行く前にこのサイトで地図を入手し、効率的に回りましょう。

*English Version: http://venicebiennaleguide.blogspot.com/2010/09/how-to-get-information.html

2010年9月27日月曜日

どこに泊まるべき?

ヴェネチア・ビエンナーレのメイン会場(アルセナーレ、ジャルディーニ)はヴェネチアの東側にあります。図の赤い丸で囲んだ部分です。

地図のとおり、ヴェネチアはいくつかの地区に分かれています。ビエンナーレ会場に近いカステッロ(Castello)やサン・マルコ(San Marco)に泊まるのがいいでしょう。ただし、東側にはホテル自体があまりありません。サン・マルコ周辺が一番賑わっていて、ホテルも多いです。ヴェネチアの中心地はサン・マルコで、このエリアにサン・マルコ寺院やリアルト橋があります。ただし、このあたりは人も多いので夜騒がしい場所も多いため、ゆっくりしたい場合には少し高級なホテルがお勧めします。
カンナレッジョ(Cannaregio)西側には駅や空港へのバスの発着所があり、その周辺にはエコノミーなホテルがありますが、ビエンナーレ会場には遠いです。ここから水上バス(ヴァポレット)でジャルディーニまで行く場合、水上バスは非常にゆっくりですので、1時間ほど掛かります(歩いても1時間なのですが)。連日通いつめるには少し大変でしょう。
ヴェネチアのホテルは、最高級ホテル以外は、基本的に狭く古いですが、それがヴェネチアらしさを醸し出していると思います。

*英語で同じ情報を載せています。
Englishi Version: http://venicebiennaleguide.blogspot.com/2010/09/where-to-stay.html

2010年9月21日火曜日

いつ行くべきか?

ヴェネチア・ビエンナーレは約半年、6月〜11月まで開催されています(2011年の開催日程はこちら)。いつ訪れるのがいいでしょうか?

6月のオープニングに合わせて、関連展示やそれ以外にもいくつかの展覧会が開かれます。それらを見たい場合は早めに行くのがいいでしょう。8月を過ぎると、終わってしまう展示もあります。ただし、オープニング当初から夏にかけては人が非常に多いので、待ち時間が発生したり、近くで見れなかったりということが起こりえます。
ゆっくり見たい場合は9月以降をお勧めします。9月は涼しく、歩き回るのによい季節と思います。終わりに近くなるほど混雑は避けることができます。
また、飛行機やホテルは7、8月が最も高く予約も取りにくいですが、9月以降に安くなって行きます。
10月、11月は非常に寒いです。10月以降はアクア・アルタという高潮が発生する可能性があります。ベネチア中が水浸しになってしまいますのでご注意くださいね。

英語で同じ情報を載せています。
English Version:http://venicebiennaleguide.blogspot.com/2010/09/when-to-visit.html

何日間滞在するべきか

ヴェネチア・ビエンナーレでは主要会場が二箇所あり(ジャルディーニとアルセナーレというところです。これについては今後書きます)、それぞれが巨大な会場ですので、それぞれに一日掛かります。
そして、ベネチア市内に散らばっている各国パビリオン、関連展覧会があります。これらは大きい会場ではありませんので各箇所に掛かる時間はそれほど長くはないですが、点在しているため、見て回るには1日-2日掛かります。
ご参考までに、2009年の展示会場マップを載せます。赤い部分が二つの主要会場で、黒い文字の部分がヴェネチアに点在する展示会場です。主要会場以外は、このようにベネチア内に点在していますので、すべてを見るのは非常に難しいかと思います。いくつか選んで見ることをお勧めします。
【参考】2009年のマップ

したがって、最低でも3日は必要です。
また、ベネチアにはパラッツオ・グラッシ(Palazzo Grassi)やプンタ・デッラ・ドガータ(Punta della Dogana)などの現代アートの美術館もありますので、せっかくベネチアに行くのですから見ておいた方がいいと思います。パラッツオ・グラッシとプンタ・デッラ・ドガータを合わせて一日掛かります。

*英語で同じ情報を載せています:http://venicebiennaleguide.blogspot.com/2010/09/how-many-days-do-you-need.html

2010年9月20日月曜日

2011年ビエンナーレ、日程発表!

2011年のヴェネチア・ビエンナーレは、6月4日から11月27日まで開催されます。
http://www.labiennale.org/en/art/exhibition/