2011年1月10日月曜日

誰の作品が見られるの?

ベネチア・ビエンナーレの公式サイトで発表されます。2011年1月10日現在はまだ発表されていませんが、2009年の情報があるので参考にしてください。
http://www.labiennale.org/en/art/archive/exhibition/artists/
すでに発表されている参加アーティストもいます。束芋、クリスチャン・ボルタンスキー、マイク・ネルソン、カーラ・ブラックなどです。以下サイトをご参照ください。
http://www.art-it.asia/u/admin_ed_news/XhDTVFQNAS2bGn6OB1so

2010年11月28日日曜日

第54回ヴェネチア・ビエンナーレの企画展のテーマ

2011年開催の第54回ヴェネチア・ビエンナーレの企画展のテーマが決定しました。「ILLUMInations」です。
総合ディレクターであるビーチェ・クーリガーによると、「ビエンナーレは現在の国際的芸術の進化が世界的に普及するのにもっとも重要な”イルミネーション”の場です。ILLUMInationsというテーマは、文字通り、グローバル化した世界でそのような進化の重要性に気がつかせることができます。私が特に関心を持っているのは、鑑賞者と対話しようとしている芸術家たち、現代芸術が見られるものであるということによって慣習に挑戦しようとしている芸術家たちの熱意です。」とのこと。
「ILLUMInations」という言葉に隠れているnations(国民、国家)を目立たせようと小文字にしていますね。グローバリゼーションさかんな世の中で、「国」に今一度光りを当てるということでしょうか? ヴェネチア・ビエンナーレには各国別の展示館があり、国別に展示をするということはもはや古い手法ではないかという議論がなされてきました。このようなことを踏まえて、クーリガーは次のように言っています。「ビエンナーレのパヴィリオンは時に時代錯誤であると考えられてきましたが、私は反対に、アイデンティティの問題を映し出すものでありうると考えています。」「ILLUMInationsという言葉の中にあるnationsは現在の世界中の芸術にとってメタファーとして捉えられるでしょう。」
そして、すべての参加アーティストに今回のテーマに関して5個の質問をするとのこと。
また、今回はティントレットの作品が鍵になるとのこと。ティントレットはヴェネチア派の画家で、ヴェネチアにたくさん作品がありますが、この16世紀の画家がヴェネチア・ビエンナーレという現代芸術の場に登場することが興味深いですね。
「今回、ヴェネチアの画家であるティントレットの作品が重要な役割を担います。ティントレットもまた、ルネサンス以来の古典的秩序を気にかけないコンポジションで描くことによって彼の時代の慣習をひっくり返そうと考えていた人でした。彼のそのような、合理的ではなく恍惚とした光に関心を持っています。ティントレットの存在は、局所的な文脈との芸術的・歴史的・感情的な関係を築くことになるでしょう。」
ティントレットの作品はヴェネチアのアカデミア美術館、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会などにありますので、それらを見つつ、ビエンナーレを楽しむということができます。

詳細は以下をご参照ください。
http://www.labiennale.org/en/art/news/illuminations.html?back=true

2010年10月18日月曜日

チケットについて

(2013年改訂)

チケットは25ユーロです。アルセナーレ、ジャルディーニにそれぞれ1回入場できます。
(他に、学生割引、団体割引もありますので詳しくは公式サイトでご確認ください)
http://www.labiennale.org/en/art/exhibition/tickets/
ジャルディーニとアルセナーレ、別々の日に行っても大丈夫です。

チケットは事前にウェブサイトで時間指定をして予約し、現地で受け取ることもできます。混雑している時期に行くのであれば予約しておいた方がいいかと思います。
http://www.tickets.labiennale.org


2010年10月10日日曜日

2011年のディレクター決定!

Bice Curigerが2011年のヴェネチア・ビエンナーレのディレクターに選ばれました。Curigerはチューリッヒ美術館のキュレータ・美術史家・美術評論家です。また、世界でもっとも権威があり斬新な現代美術雑誌のひとつである「Parkett」誌の編集者でもあります。2004年からは「Tate etc」というロンドンのテートギャラリーで発行されている雑誌の編集もしています。
アナウンス→http://www.labiennale.org/en/art/news/curiger.html
経歴についてはこちら→http://www.labiennale.org/en/art/director/

2010年10月5日火曜日

ヴェネチア市街の会場について

メイン会場であるジャルディーニとアルセナーレの他に、ヴェネチア・ビエンナーレの期間中、ヴェネチアの街中で展覧会が開催されます。古い建物や教会に様々な作品が展示されています。
1.ジャルディーニ公園にパヴィリオンを持っていない各国のパヴィリオン
2.関連の企画展
3.ビエンナーレ以外の美術館、展覧会
ご参考までに2009年の地図を載せます。地図にある黒い部分が各会場です。


街の中を歩いているとビエンナーレのロゴの入った垂れ幕をたくさん見かけますが、それが各展示会場です。ほとんどのものは入場料は掛かりませんので、ふらっと立ち寄ることができます。
各国パビリオン      
街中に展覧会の垂れ幕があります
English Version: http://venicebiennaleguide.blogspot.com/2010/10/collateral-exhibitions-all-over-venice.html

2010年10月2日土曜日

メイン会場について 2.アルセナーレ Arsenale

16世紀にできた造船所の跡地です。倉庫のような石造りの空間に作品が展示されます。ふつうの「美術館」とは全く違う空間で見応えがあります。
いくつかの企画展に分かれています。
造船所の外部にも作品が展示されています。2009年は、この場所からさらに小型ボートにのって別の倉庫街での展示にも行けるようになっていました。年々会場が拡張されているように感じます。
ここも見る物がたくさんあり、一日掛かります。


English Version: http://venicebiennaleguide.blogspot.com/2010/10/about-main-exhibitions-2arsenale.html

2010年9月30日木曜日

メイン会場について 1.ジャルディーニ Giardini

ヴェネチア・ビエンナーレには二つのメイン会場があります。
ひとつはジャルディーニ(Giardini)です。大きな公園の中に、一つの大きな展示会場と、各国のパヴィリオン(個別の建物)が30個程度あります。大きな展示会場(通常、この建物にもペイントなどが施されていて、建物自体が作品になっています)はいくつもの小さな部屋に分けられていて様々な作品が展示されます。各国のパヴィリオンには、その国から代表として選出されたアーティスト(たいてい一人、複数人の場合もあり)の作品があります。各国のパヴィリオンは恒久的にここにあり、常に同じ建物で同じ国の作品が展示されることになります。このジャルディーニの中にパヴィリオンを持っていない国は、ジャルディーニ以外の場所で展示をしています。
会場は広く、見るものがたくさんありますので、一日掛かります。私の場合は朝10時から閉館の18時まで見ていますが、それでも足りないと感じます。
中にカフェやレストラン、ショップがあります。
ジャルディーニ内の地図。大きい画像はこちらをクリック
ジャルディーニの様子

English Version